府中市で精神疾患に対応する精神科訪問看護
【対象となる主な疾患・症状】
私たちは、お一人おひとりの診断名や特性に合わせた専門的なケアを提供しています。
- 気分障害: うつ病、双極性障害(躁うつ病)など
- 統合失調症: 幻聴、妄想、意欲の低下など
- 不安・適応障害: パニック障害、社会不安障害、強迫性障害など
- 発達障害: ADHD(注意欠如・多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)など
- 認知症: アルツハイマー型、レビー小体型など(専門医がバックアップします)
- その他: アルコール依存症、パーソナリティ障害、睡眠障害など
※診断名がついていない、あるいは「どの病気かわからないけれど、とにかくしんどい」という段階でも、まずはご相談ください。
~このようなお悩みはありませんか?~
① 「日常」のしんどさ

・朝、体が鉛のように重くて起き上がれない。
・お風呂や片付けなど、以前はできていた当たり前のことが手につかない。
・昼夜が逆転して、社会のリズムから完全に取り残されている焦りがある。
対象:気力の減退や、生活リズムの乱れでお悩みの方
② 「孤独」と「摩擦」

・「普通」に振る舞おうとするだけで疲れ果ててしまった。
・家族に申し訳なくて、自分の殻に閉じこもってしまう。
・周囲の視線や音が過剰に気になり、外出するのが怖い。
対象: 対人関係の疲れや、社会への出づらさを感じている方
③ 「治療」への不安

・薬の副作用が辛いけれど、先生にはうまく伝えられない。
・この先の人生に出口がないような、漠然とした恐怖がある
・診察室では緊張して、本当の悩みを話せない。
対象: 通院治療中の方、将来に不安を抱えている方
あらゆるお悩みを抱える皆様へ
「訪問看護」という選択肢
~ひとりで抱えるのが辛いとき、 私たちが、あなたの心に「よりそい」ます~

あなたの「しんどい」を、医学の根拠で支える
①「日常」のしんどさへの対応

朝、体が重い。お風呂・片付けができない。昼夜逆転している
何をするか: まずは、あなたが「一番楽な時間帯」に合わせて訪問します。
布団から出られなくても、そのままで大丈夫。
看護師がバイタルチェック(脈拍や血圧)を行いながら、今の「動けなさ」が病状によるものか、お薬の影響かを医学的に見極めます。
どう変わるか: 状態を正確に主治医へ報告し、病状を確認しながら適切な対応を行います。
それぞれの病状に合わせた生活スケジュールを一緒に作るなど、少しでも楽に過ごせるお手伝いをしていきます。
たとえば、お風呂の代わりに足浴でリラックスを図る。今のあなたが「これならできる」と思える最小限のラインを、医師の助言のもとで設定します
②「孤独」と「摩擦」への対応

「普通」を装って疲れる。家族に申し訳ない。外が怖い。
何をするか:看護師が「盾」になります。いきなり外には連れ出しません。まずは、あなたが一番安心できるお部屋でお話を聴きます。外への恐怖が強い場合は、看護師が一緒にいる状態で「玄関のドアを少し開けて外の空気を吸う」「ベランダに1分だけ出てみる」といった、**あなたにとって負担の少ない「スモールステップ」**を一緒に探します。外出する際は、看護師が周囲の視線や音との間に立つ「盾」となり、あなたを守ります。
どう変わるか: 医学的なアプローチで「過敏さ」を和らげます。「気合いで外に出る」のは不可能です。外が怖いのは、脳が過敏に反応している状態だからです。**精神科医**と連携し、例えば「不安を和らげる頓服薬(とんぷくやく)を適切に使う」など、医学的な力で恐怖のボリュームを下げます。「薬のお守り」と「看護師の付き添い」があることで、外の世界が「絶対に無理な場所」ではなく、「少しなら大丈夫な場所」へと変わっていきます。
③「治療」の不安への対応

薬の副作用が辛い。将来が怖い。診察室でうまく話せない。
何をするか:ご自宅での様子(手の震え、ふらつき、眠気の出方など)を、看護師が「生活の現場」で細かく観察します。そのリアルな情報を、主治医へダイレクトにフィードバックします。診察室での5分では伝わらない「24時間の真実」を、医師へ正確に届けます。
どう変わるか: 看護師が吸い上げた「現場のデータ」をもとに、医師がより精密なお薬の調整(減量や種類の変更など)を行えるようになります。「先生に言い忘れた」という後悔がなくなり、医師と看護師という強力なチームに守られているという実感が、将来への漠然とした恐怖を「具体的な安心」へと変えていきます。
訪問看護お申込みの流れ

訪問看護にご興味を持っていただけましたら、お電話していただくかお問い合わせより訪問看護申し込みフォームよりお申し込みください。
お話を伺い、会いにいく日を決めます
管理者が現在のお悩み事を確認し、訪問看護で対応できることなどお話させていただきます。
初回訪問(無料)で、じっくりお話ししましょう
私たちがご自宅へ伺い、訪問看護の内容を詳しくご説明します。初回の相談は無料です。 お話を聞いた上で、「利用するかどうか」をゆっくり決めていただけます。
面倒な手続きは、私たちがサポートします
自立支援医療などの公的な手続きは、私たちが代行・サポートすることが可能です。主治医への「指示書」の依頼なども、こちらで連携して進めますので、あなたは「待っているだけ」で大丈夫です
訪問看護開始
すべての準備が整ったら、いよいよ訪問看護が始まります。あなたのペースで、一緒に歩みを進めていきましょう。
もう、ひとりで抱えなくて大丈夫。
「こんな状態で、頼ってもいいのかな」 そう迷ったときこそ、私たちの扉を叩いてください。
うまく歩けない日も、立ち止まってしまう日も。 あなたがあなたらしく生きていけるその日まで、私たちは「味方」として、そっとお隣にいさせていただきます。

